メディア掲載情報

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2022 年のメディア掲載情報

2022年4月発売・発行・公開の雑誌等メディア掲載情報です。
ぜひご覧ください。

2022年4月23日(土) 中部経済新聞
名フィル クラシックへの誘い

ティンパニ(窪田健志)⑤ ワサビみたいな存在 日々進化する演奏法

220423_中部経済新聞

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2022年4月18日発売 音楽の友(5月号)

●特集 マーラーの交響曲の「静」と「動」くりだせサウンド・スペクタクル

交響曲第2番《復活》

奏者が語るこれぞマーラー! 香川慎二(名古屋フィルハーモニー交響楽団首席トロンボーン奏者)

普通なら爆音で吹く場面に「mf」が書いてある

その楽譜からはエネルギーを感じます

Concert Reviews(3月12,13日開催<第499回定期演奏会>)

(前略)ショスタコーヴィチの「交響曲第8番」は、ロシアによるウクライナ侵攻という緊迫した情勢のもと、特別な意味を持つ壮絶な演奏となった。第二次世界大戦中に書かれたこの曲の悲劇性が恐ろしいほどリアルで普遍的なものに深化され、聴く者の胸に鋭く突き刺さるのだ。明澄な響きが冴え渡る弦、鮮やかな音色と表現が際立つ管、強烈にリズムを刻む打楽器。全てのパートが強い意志を持って戦争の恐怖、むき出しの暴力、破壊、無機質的な狂気、悲嘆をまざまざと浮かび上がらせる。(後略)
(小沢優子)

別冊<コンサート・ガイド&チケット・インフォメーション> 「アンガス・ウェブスター(指揮)&名古屋フィルハーモニー交響楽団」(5月13,14日開催<第501回定期>)

(前略)ヴォーン・ウィリアムズの生誕150年を記念して、最も演奏機会が多い交響曲の一つ、「第5番」が取り上げられる。聴きどころは、今回指揮を任されるアンガス・ウェブスター。1999年生まれの英国の俊英だ。日本社会でも才能ある若手にチャンスや職責を与えることが多くなってきたが、この名フィルの抜擢も胸がすく思いだ。まだまだ未知数の指揮者に、定期演奏会で思い切りよく大曲を任せると思いがちだが、さにあらず。すでに彼は指揮者の基礎が固められた早熟な才能だ。好調な名フィルを活かしきってほしい。
(戸部亮)

2022年4月16日(土) 朝日新聞(朝刊)

名フィル第500回演奏会、121人で華やかに「アルプス交響曲」

名古屋フィルハーモニー交響楽団(名フィル)の第500回定期演奏会が15日、愛知県芸術劇場コンサートホール(名古屋市東区)で開かれた。小泉和裕・音楽監督の指揮による約2年ぶりの大編成で、節目の演奏会を華やかに飾った。

名フィルは1967年10月に第1回の定期演奏会を開催し、近年はほぼ毎月開いてきた。原点に戻ろうと第1回で取り上げたモーツァルトの交響曲「ジュピター」で幕開け。総勢121人の大編成が、山の一日の情景を描いたR・シュトラウスの大作「アルプス交響曲」を演奏すると、拍手が鳴りやまなかった。

16日も開催されるが、全席完売している。(小原智恵)

2022年4月15日(金) 朝日新聞(朝刊)

名フィル第500回定期 小泉和裕監督、大編成でアルプス交響曲披露

名古屋フィルハーモニー交響楽団(名フィル)の定期演奏会が今月、500回の節目を迎える。原点を見つめようと、1967年の第1回定期演奏会で取り上げた交響曲「ジュピター」を披露する。指揮は、就任から7シーズン目を迎える小泉和裕・音楽監督。

名フィルは66年創立。翌年10月21日に第1回の定期演奏会を開催し、近年はほぼ毎月開いてきた。コロナ禍で中止にせざるをえなかった計5回も含めると、今月で500回となる。コロナ禍では指揮者や演奏者が海外から入国できず、変更もしながら公演を続けてきた。

今月から来年3月までの今シーズンのテーマは、交響曲の作曲家である「シンフォニスト」。初回でもある今回は、交響曲というジャンルの確立に大きく貢献したモーツァルト最後の交響曲「ジュピター」を演奏する。第1回の定期演奏会で取り上げた曲で、「名フィルの第一歩を飾った曲で原点回帰しよう」と選んだという。

(後略)

2022年4月15日発売 音楽現代(5月号)

演奏会評(1月21,22日開催<第497回定期演奏会>)

(前略)後半は、チャイコフスキーの《交響曲第1番・冬の日の幻想》。タイトルから喚起させられる北国の冬の厳しい寒さ、壮大さを、全楽章を通じて音でうまく展開させ表現した。後期の円熟期の作品とは異なり若き頃の新鮮さ、ロシア的な民族性の詰まった初期の傑作が、小泉によりエネルギッシュに民族的な力強さで構築され終楽章のクライマックスに導かれた。(伊藤美由紀)

演奏会評(3月11,12日開催<第499回定期演奏会>)

(前略)後半はメインとなる戦争交響曲とも呼ばれるショスタコーヴィチ8番。繊細で緊迫感に満ち悲痛な嘆き、シリアスで奥の深さを感じさせる演奏であった。迫力のある打楽器のスリリングな演奏も聴きどころである。1時間越えの大作であるが、各楽章の作曲家の想いを井上による効果的で的確な表現により、色々と考えさせられる体験となった。(伊藤美由紀)

2022年4月14日(木) 読売新聞(朝刊)

名フィル定期演奏会500回 15、16日

「名フィル」の愛称で親しまれているプロオーケストラ「名古屋フィルハーモニー交響楽団」の定期演奏会が、15、16日で通算500回目を迎える。第1回定期演奏会の演奏曲をプログラムに入れ、現在に至るまでに育まれた「音色の深み」が披露される。(沢村宜樹)

楽団は1966年7月10日創立。名古屋市を中心に東海地方の音楽界をリードしてきた。2016年4月以降、日本を代表する指揮者の小泉和裕さんが音楽監督を務めている。現在は、8月を除く毎月1回(2公演)、年11回(22公演)の定期演奏会を実施。主に子どもたちを対象とした演奏会や、市内の学校を訪問する音楽鑑賞教室など、様々な演奏会を含め、多い時で年間約130回公演を開いている。

新型コロナウイルスの影響で、演奏会が中止になるなどしたが、手指消毒を徹底したり、演奏者の間を適度に取ったりするなどの工夫をしてきた。2001年就任のコンサートマスター・日比浩一さん(61)は「マスクのひもを付けるだけで音の聴こえ方が変わる。演奏者が離れすぎるとお互いの音が聴こえなくなり手探りの時期もあったが、ようやく慣れました」と振り返る。

(後略)

2022年4月14日(木) 中日新聞(朝刊)

青春薫るシューマンを 務川慧悟、5月に名フィルとピアノ協奏曲

パリで研さんを積み、ラヴェルやショパンが板に付いているが、あまり取り上げてこなかったシューマンも好む。そのピアノ協奏曲を、五月に地元愛知県で初披露する。「古楽を三年近く学び、どう弾くべきか見えてきた」と自信をのぞかせる。 (築山栄太郎)
「ドイツ・ロマン派の中でも、今この世界にない夢や幻想を最も強く求めた人。ピアノ協奏曲は三十代半ばの作品だが、青春の響きがする」と分析する。
東京芸術大の同期で、昨年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで共に戦った阪田知樹と弾くモーツァルトの「二台のピアノのための協奏曲」も、コンサートの目玉。初共演だが「互いの癖はよく分かっている」と楽しみにしている。
(後略)

2022年4月13日(水) 中日新聞(夕刊)

<レビュー>ショスタコービッチ「交響曲第8番」名フィル鬼気迫る名演

旧ソ連の作曲家ショスタコービッチの「戦争交響曲」の一つとされる交響曲第8番を、名古屋フィルハーモニー交響楽団(名フィル)が演奏した。年間計画で第499回定期演奏会に組み込まれていたとはいえ、やはりロシアのウクライナ侵攻のことを想起せずにはいられなかった。(3月11日・愛知県芸術劇場コンサートホール、築山栄太郎)
第二次世界大戦の独ソ戦の中で起きた、凄惨なスターリングラード攻防戦の後に書かれた交響曲。ショスタコービッチ自身は「特定のテーマはなく、私自身の思いや感情が反映されている。ここには内面的で悲劇的で激しい葛藤がある」と語ったという。
名フィルによると、重すぎる曲調からこれまでさまざまな指揮者に断られ、今回が楽団としての初演に。ショスタコービッチのスペシャリスト井上道義が、異例の4日間リハーサルを条件にタクトを執った。
(後略)

2022年4月9日(土) 中部経済新聞
名フィル クラシックへの誘い

ティンパニ(窪田健志)④ 名曲珍曲あれこれ 16台が並ぶことも

220409_中部経済新聞

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2022年4月8日(金) 中部経済新聞

論説 名フィル、地域の支援受け定期演奏会500回 コロナ明け後の来場者増加に期待

名古屋フィルハーモニー交響楽団は15、16日の両日、500回目の定期演奏会を開く。定期演奏会は常任指揮者がプログラムを厳選し、オーケストラが演奏力を披露する重要な位置付けのコンサート。一般来場者とともに、定期会員が定額で年間を通じて定期演奏会を聴き、オーケストラは定期演奏会を続けて地域に貢献する。名フィルは東海地方とともに歩んできたが、定期演奏会をが500回を迎えたことはこの地方にとっても一つの節目となる。

(後略)

2022年4月8日(金) 中日新聞(朝刊)

ロシア芸術「排除」を憂う 名古屋外国語大学長 亀山郁夫さん

(前略)
先月十一、十二日、名古屋市内で開かれた名古屋フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会のプログラムは、二十世紀を代表するソ連の作曲家ショスタコービッチの交響曲第八番だった。「戦争三部作」の一つで、第二次世界大戦での東部戦線(独ソ戦)を題材にしたとされる作品。楽団によると、演奏を反対する声も寄せられたという。一連の経緯を聞いた亀山さんは「まさにこの世界情勢の下で聞かれなくてはいけない音楽。ロシア、ソ連の作曲家だから中止すべきだという声があるのは悲しい」と語る。
(後略)

2022年4月7日(木) 朝日新聞(朝刊)

【+C文化】名フィル 原点のジュピター 15・16日 500回目の定期演奏会

名古屋フィルハーモニー交響楽団(名フィル)の定期演奏会が今月、500回目の節目を迎える。原点を見つめようと、1967年の第1回定期演奏会で取り上げた交響曲「ジュピター」を披露する。指揮は、就任から7シーズン目を迎える小泉和裕・音楽監督。

(中略)

今月から来年3月までの今シーズンのテーマは、交響曲の作曲家である「シンフォニスト」。初回でもある今回は、交響曲というジャンルの確立に大きく貢献したモーツァルト最後の交響曲「ジュピター」を演奏する。第1回の定期演奏会で取り上げた曲で、「名フィルの第一歩を飾った曲で原点回帰しよう」と選んだという。

(後略)

2022年4月3日(日) 信濃毎日新聞(朝刊)

名古屋フィル楽団員、飯田で高校生50人を指導 5月の「オケ友」での演奏に向け

名古屋フィルハーモニー交響楽団(名古屋市)の楽団員10人が2日、飯田市の飯田文化会館を訪れ、「音楽クリニック」を受講する高校生50人に…

2022年4月1日(金) NHK WORLD-JAPAN

Orchestra Keeps Shostakovich on the Program

The invasion of Ukraine has caused orchestras around the world to reconsider their repertoire. An orchestra in Nagoya, though, chose to go forward with a work by a Russian composer. The conductor said the music transcends differences and speaks to the heart.

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