メディア掲載情報

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2024 年のメディア掲載情報

2024年4月発売・発行・公開の雑誌等メディア掲載情報です。
ぜひご覧ください。

2024年4月24日(水) 中日新聞(夕刊)

教えてマエストロ!/(最終回)/「音楽が必要と感じたら」

だんだん暖かくなってきましたね。むしろ暑い…。桜もきれいだったし、花粉も絶好調。花粉症持ちの川瀬は、このすてきな季節を毎年心から楽しめずにおります。春は出会いと別れが同時にやってきます。3月いっぱいで名フィルを長きにわたってけん引してくださったコンサートマスターの日比浩一さんが去り、新たに小川響子さんがコンサートマスターに加わりました。これからの名フィルにますますご期待いただけるとうれしく思います。

(後略)

2024年4月18日(木) 中日新聞(朝刊)

名フィルコンサートマスターに小川響子が就任 室内楽の熱 大きくできたら

名古屋フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターに今月、ピアノ三重奏団「葵トリオ」でバイオリニストを務める小川響子が就任した。トリオでは2018年、ミュンヘン国際音楽コンクールで日本勢として初優勝した若手のトップ級の奏者の一人だ。
東京芸術大の仲間で結成した葵トリオは昨年、ツアーで30公演以上を行った。国内の室内楽団として突出した活動を続け、名フィルには並行して在籍することになる。コンクール優勝後、ベルリン・フィルのカラヤン・アカデミーに在籍してオーケストラで演奏した経験があり、「突然オーケストラに行ったという感じはない」と話す。
もっとも、オーケストラは「大きな室内楽」でもある。今年2月…

2024年4月15日発売 音楽現代(5月号)

演奏会評(1月19,20日開催<第519回定期演奏会>)

(前略)1曲目、名フィル委嘱による坂田直樹/水の鏡は、阪田知樹のピアノで世界初演。出だしから個性的な響きで耳を傾けさせ、ピアノの妙技とオーケストラによる複雑な音響の交錯による音の変容が印象的。同じく阪田のピアノでラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲では、重厚な響きと色彩感溢れる華やかさを堪能できた。(後略)

(伊藤美由紀)

演奏会評(2月23,24日開催<第520回定期演奏会>)

音楽監督、川瀬賢太郎による「継承」シリーズ/日本の地方文化の継承は、邦人作曲家6名の作品に焦点を当てた今までにない珍しいプログラム。1曲目の名フィル委嘱、世界初演となるコンポーザー・イン・レジデンスの小出稚子/リヴァーサイドは、メタリックな音色の多彩な打楽器を使用し神秘的な音響で時間の流れを紡いでいくような独創的な作品で想像力を掻き立てられた。(後略)

(伊藤美由紀)

演奏会評(3月15,16日開催<第521回定期演奏会>)

(前略)23年間コンサートマスターを務めた日比浩一の退任となる最後の定期公演ということもあり、メンバー一同の想いが一つになり特に最後のベートーヴェンでの歌い込み、終楽章でのフィナーレまで高みに到達していく颯爽感を肌で感じられたような好演であった。直前の指揮者交代により名フィル定期のデビューとなった松井慶太の緻密でエネルギッシュな指揮により特別感のある公演となった。

(伊藤美由紀)

2024年4月15日(月)公開 Mercure des Arts

名古屋フィルハーモニー交響楽団 東京特別公演|藤原聡

年に1度行われる恒例の名フィル東京特別公演だが、今回は2023年4月に同フィルの音楽監督に就任した川瀬賢太郎による音楽監督として初の東京公演への登壇となる。川瀬は以前常任指揮者を務めていた神奈川フィルとの8年間で最も思い出に残っているコンサートとしてレスピーギのローマ三部作を挙げており、その時の演奏が余りに大切な思い出ゆえ他のオケで取り上げる勇気がなかった、と語る。そのローマ三部作をこの度の東京特別公演に持って来た、ということは間違いなく川瀬の今公演にかける想い、自信を表していよう。

(後略)

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