メディア掲載情報

メディア掲載情報

2022 年のメディア掲載情報

2022年8月発売・発行・公開の雑誌等メディア掲載情報です。
ぜひご覧ください。

2022年8月27日(土) 中部経済新聞
名フィル クラシックへの誘い

ホルン(安土真弓)③ 「上吹き」「下吹き」 キーのある、なし

220827_中部経済新聞

※クリックで拡大

2022年8月26日(金) 中日新聞(夕刊)

鬼才ファジル・サイ作曲「ナーズム・オラトリオ」 9月に日本初演

トルコの鬼才と呼ばれるピアニストで作曲家のファジル・サイが、同国の詩人ナーズム・ヒクメット(1902~63年)の詩を基に作曲した「ナーズム・オラトリオ」の日本初演が、9月16日午後6時45分から、名古屋・金山の日本特殊陶業市民会館フォレストホールで上演される。(築山栄太郎)
社会変革や平和運動に生涯をささげたヒクメットは、反政府的な活動から12年間の獄中生活を送り、亡命先のモスクワで客死。オラトリオは、トルコ政府文化大臣から作品を委嘱されたサイが、ヒクメットの詩16編を題材に、朗読や歌、ピアノ、オーケストラの壮大な編成で曲を書き、2001年に初演された。

2022年8月18日発売 音楽の友(9月号)

People VIOLASSIMO!(名フィル ヴィオラ・セクション)

オーケストラのヴィオラ・セクション全員によるアンサンブルシリーズの初・京都公演

名古屋フィルハーモニー交響楽団のヴィオラ・セクションのメンバー全員が参加して演奏する「VIOLASSIMO!」。この企画は、同団の首席ヴィオラ奏者の石橋直子の提案で始められたもので、これまでオーケストラの本拠地である名古屋を中心に開催してきたが、7回目となる今回、初めて京都での公演を行うこととなった。公演に先立ち、現9人のメンバーの中から、先述の石橋と、この企画で作曲・編曲も担当している吉田浩司の二人に話を聞いた。

(後略)

Concert Reviews(6月10,11日開催<第502回定期演奏会>)

(前略)バルトーク「2台のピアノと打楽器のための協奏曲」は、(中略)指揮者を中心にピアノと打楽器の奏者がシンメトリックに配置され、視覚的にも刺激豊かな協奏である。小菅と居福はタッチや感性の異なるピアニズムを見せながらも絶妙に調和し、窪田とビードリッツキーは切れ良く、スリリングに、多彩なニュアンスのリズムを繰り出していく。精巧で緻密な書法による曲だが、4人の名手とオーケストラが織りなす響きは生気にあふれ、華麗な装いである。(後略)
(小沢優子)

別冊<コンサート・ガイド&チケット・インフォメーション> 「原田慶太楼(指揮)&名古屋フィルハーモニー交響楽団」(9月9,10日開催<第504回定期>)

(前略)熱心な音楽ファンであればこそ、前半におかれた2曲のアダムズ作品に心惹かれるはずだ。アダムズは現代アメリカを文字通り代表する作曲家。とかく同時代の作品はわかりにくいと敬遠しがちな人にも感性や琴線に触れる作品を生み出している。特にアタッカ・クァルテットが加わる《アブソリュート・ジェスト》は絶対の聴きものである。初演時から比較的好評で迎えられた作品。こうして演奏回数が重ねられていって、この時代を代表する作品に仕上げられていく。腕利きのアタッカ・クァルテットが加わり、最高水準の演奏が期待できる。
(戸部亮)

2022年8月13日(土) 中部経済新聞
名フィル クラシックへの誘い

ホルン(安土真弓)② 叩き込まれた"掟" 今も役立っている

220813_中部経済新聞

※クリックで拡大

2022年8月12日発売 音楽現代(9月号)

演奏会評(6月10,11日開催<第502回定期演奏会>)

(前略)後半は、ブルックナーの《交響曲6番》(ノヴァーク版)。豪傑で情熱的なヴィットの指揮により、ホール全体を荘重かつ色彩豊かで立体的な音響で満たした。哀愁漂う2楽章は歌い込まれ、軽快でリズミカルな3楽章に続き、フィナーレは情熱的に分厚い金管によるファンファーレ、クライマックスへと密度の濃い音質で綿密に計算され導かれた。

(伊藤美由紀)

演奏会評(7月8,9日開催<第503回定期演奏会>)

(前略)前半は、オネゲルの交響曲第3番『典礼風』。1楽章、インパクトのある音のほとばしり、壮大な迫力が観客を惹きつけ、神秘的な2楽章で心を洗われたように内面世界を感じ、最終楽章では、歪んだ緊張感のある音響と、弦を主体とする静謐で美しいハーモニーによる流れの対比によりスケールの大きなドラマチックな音響空間にまとめ上げた。最後のピッコロ・ソロの余韻がレクイエムでもあるこの作品の現在の意味を示唆しているように感じた。(後略)

(伊藤美由紀)

PAGE TOP