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2024年10月14日(月) 中部経済新聞

定期演奏会のテーマは「肖像」 名フィル、来春からのラインアップ発表

名古屋フィルハーモニー交響楽団(名フィル)は、2025年4月から26年3月に開催する演奏会のラインアップを発表した。発表会見に同楽団音楽監督の川瀬賢太郎氏らが出席し、注目ポイントなどを解説した。

定期演奏会のテーマは「肖像」。同演奏会は愛知県芸術劇場コンサートホールで、全11プログラムを用意し、各2回で全22公演を開催する。

4月の公演は、川瀬氏がグルダ「コンチェルト・フォー・マイセルフ」とサン=サーンス「交響曲第3番ハ短調作品78『オルガン付』」を指揮する。9月公演は、川瀬氏がプロとして初めて指揮するチャイコフスキー「交響曲第6番ロ短調作品74『悲愴』」など全3曲を披露する。11月公演は名誉音楽監督の小泉和裕氏がタクトを取る。ショスタコーヴィチ没後50年を記念し、交響曲第10番ホ短調作品93などを披露する。

定期演奏会以外では、Niterra日本特殊陶業市民会館フォレストホールで全5回の「ベートーヴェンPLUS」と題した演奏会などを予定している。愛知県内の4大オーケストラ(名フィル、愛知室内オーケストラ、セントラル愛知交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団)が集結する「愛知4大オーケストラ・フェスティヴァル」など、新企画も始動する。

犬塚力理事長は「個性的なプログラムを楽しんでいただきたい」と語った。川瀬音楽監督は「来シーズンも、より多くの方に楽しんでいただけるようバラエティーに富んだプログラムを用意した」と話した。

2024年10月12日(土)公開 ぶらあぼ

名古屋フィル 川瀬賢太郎音楽監督による25.4-26.3シーズン ラインナップ発表会見

「死にゆく者の肖像」と題された9月の第537回では、ラフマニノフの交響詩「死の島」、同楽団のコンポーザー・イン・レジデンスである小出稚子による能声楽(青木涼子)を起用した委嘱新作、そしてメインにはチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」が据えられた。川瀬によれば、プロのオーケストラで「悲愴」を指揮するのはこれが初めてだという。
「この曲が含まれたプログラムはすべてお断りしていたほど、自分の中で避けてきた作品なのですが、『長年お世話になってきた名古屋フィルだからこそ』という気持ちにも後押しされ、チャレンジすることにしました」

26年2月の第542回「家族の肖像」では、武満徹「系図—若い人たちのための音楽詩—」(語り:五藤希愛、アコーディオン:大田智美)が取り上げられる他、R.シュトラウス「英雄の生涯」では、今季よりコンサートマスターに就任した小川響子がソロを披露。同月サントリーホールで開催される東京特別公演でも、このプログラムが演奏される。
「『系図』は谷川俊太郎さんの作品に付けられた、昔々から始まり、“家族”についての詩を経て未来へとつながっていく、本当に美しい曲。数ある武満さんの作品の中で一番好きかもしれません。『英雄の生涯』でも、途中コンサートマスターにより英雄の妻という“家族”が表されます。マーラー、R.シュトラウスなどの大規模な作品を年に一度は必ず取り上げたい、という考えのもと、この曲を選びました」

2024年10月11日(金) 中日新聞(朝刊)

赤ちゃんと一緒に楽しめる演奏会を 30日、名古屋 名フィルが企画

0歳から入場できる家族向けの演奏会「りらくらオーケストラ」が30日、名古屋市昭和区の岡谷鋼機名古屋公会堂で開かれる。名古屋フィルハーモニー交響楽団が企画。定期演奏会では未就学児は入場できないことから、親子で気軽にクラシック音楽に親しんでもらおうと、初めて開催する。(後略)
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