メディア掲載情報

メディア掲載情報

2023 年のメディア掲載情報

2023年3月発売・発行・公開の雑誌等メディア掲載情報です。
ぜひご覧ください。

2023年3月25日(土) 中部経済新聞
名フィル クラシックへの誘い

チェロ(佐藤有沙)① はじめはバイオリン 音に惹かれチェロへ

230325_中部経済新聞

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2023年3月17日発売 音楽の友(4月号)

Concert Reviews(2月3,4日開催<第509回定期演奏会>)

(前略)チャイコフスキーの「交響曲第5番」ではチャイコフスキーを得意とする小泉が盤石の指揮。両足を微動だにさせないどっしりとした構えでオーケストラを自在にコントロールして、腹の据わった構築を重ねていく。テンポ設定やデュナーミクの変化はつねに安定していて的確。確固とした運びであるが、情感の彫りは深く、抒情的な主題になるとぐっと音の濃度が上がり、とりわけ心に染み入る。(後略)
(小沢優子)

2023年3月15日発売 音楽現代(4月号)

演奏会評(1月20,21日開催<第508回定期演奏会>)

(前略)本條秀慈郎の三味線による藤倉大の《三味線協奏曲》では、三味線のノイズを中心とした音響とそれに反応するオケとの掛け合い、中間部でのリズミカルでポップな調子が漂う卓抜な三味線の独奏を含み、ハーモニクス、コル・レーニョなどの弦楽器の音響が生み出すミステリアスな空間を堪能。古典的な奏法を主体とし和歌による歌を含んだ藤倉大の《そでひちて》でアンコール初演。(後略)

(伊藤美由紀)

演奏会評(2月3,4日開催<第509回定期演奏会>)

小泉和裕の音楽監督としての最後の定期は彼がこよなく愛し得意とするシューマン、チャイコフスキーで盛り上げて締めた。前半はシューマンの《交響曲第1番「春」》。冒頭の金管のユニゾンファンファーレから気合の入った演奏で、春らしい生命力溢れる演奏へと導かれた。2楽章のロマンティックな描写は鮮やかで色彩感溢れ、リズミカルで情熱的な3楽章、そして終楽章に向けて密度の高いスケールの大きな音楽空間を構築した。(後略)

(伊藤美由紀)

2023年3月11日(土) 中部経済新聞
名フィル クラシックへの誘い

企画(小出篤)⑥ 曲を知ることで 楽しみは何倍にも

230311_中部経済新聞

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2023年3月10日(金)公開 ぶらあぼ

INTERVIEW 秋山和慶(指揮)〜ウィーン・プレミアム・コンサート「一夜限りのロマンティックな奇跡」

たった一夜が、貴重な夜となる合同演奏会

取材・文:片桐卓也

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とウィーン国立歌劇場で活動するメンバーを中心に、トップアーティスト30名を本公演のために集めた室内オーケストラ「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン(TOMAS)」が4月から全国で公演を行う。今年は「ウィーン音楽 3つの奇跡!」と題して、個性的な3つのプログラムが用意された。

そのツアーの中で、4月13日に愛知県芸術劇場コンサートホールで開催される「一夜限りのロマンティックな奇跡」は、本当に一夜限りの特別なコンサートだ。TOMASと名古屋フィルハーモニー交響楽団の合同演奏によってブルックナーの交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」が演奏される。指揮は日本を代表するベテラン・秋山和慶。そして、前半にはJ.S.バッハの「オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1060」がベルンハルト・ハインリヒス(オーボエ)、フォルクハルト・シュトイデ(ヴァイオリン)の独奏で演奏される。
この演奏会のタクトをとる秋山にブルックナーの魅力、そして合同演奏への期待を伺った。

2023年3月9日(木) 中日新聞(朝刊)

指揮者人生まもなく60年 世界的名匠・秋山和慶さんインタビュー

バンクーバー交響楽団やアメリカ交響楽団の音楽監督などを歴任した世界的指揮者の秋山和慶さん。2023年4月13日に愛知県芸術劇場で指揮する「ウィーン・プレミアム・コンサート」での「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」と名フィルの合同演奏や、指揮法、60年近くにわたる指揮者生活について語った。(聞き手・築山栄太郎)

2023年3月7日(火) 中日新聞(夕刊)

1時間“特急”コンサート 名フィル、15日にしらかわホールで昼夜公演

クラシックコンサートも「時短」の時代? 名古屋フィルハーモニー交響楽団は昨年5月から、新シリーズ「しらかわEXP(エクスプレス) マチネ&ソワレ」を開いている。高齢者層や休日も家事に追われる子育て世代などをターゲットに、小編成で1時間の演奏を、比較的低料金で平日の昼夜いずれかに楽しんでもらう趣向。「コンサートは2時間」という常識を覆す。(築山栄太郎)
会場は名古屋・伏見の三井住友海上しらかわホールで、マチネ(昼公演)は午後2時半開演。ランチや買い物ついでに立ち寄りやすくした。ソワレ(夜公演)は7時15分開演で「7時前に開演する定期演奏会などは、仕事を終えてからでは間に合わない」という声に応えた。小出篤・演奏事業課長は「終演も8時15分と早め。後の時間を外食などに充てることもできます」とアピールする。
19年間で38回、小編成の作品を紹介してきた「しらかわシリーズ」と、2018年から定期演奏会と変わらない規模や質の演奏を平日午後に届けてきた「平日午後のオーケストラ」シリーズ、それぞれの利点を取り入れた。室内楽を中心に1時間1000円の「ランチタイムコンサート」を開いている宗次ホール(名…
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