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2026 年のメディア掲載情報

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2026年2月発売・発行・公開の雑誌等メディア掲載情報です。
ぜひご覧ください。

2026年2月25日(水) 毎日クラシックナビ

川瀬賢太郎指揮 名古屋フィルハーモニー交響楽団 東京特別公演

少女の言葉を優しく包み込む武満の音楽、川瀬賢太郎と名フィルが築き上げる密度の濃い高水準の「英雄の生涯」

今年創立60周年を迎える名古屋フィルハーモニー交響楽団の東京公演の1曲目は、武満徹が谷川俊太郎の詩に音楽をつけた音楽詩「系図」。語りは映画「化け猫あんずちゃん」のかりん役などで知られる五藤希愛。武満が想定した10代半ばの少女そのものだ。彼女はこれを暗記して舞台に臨んだ。顔をまっすぐホールの正面に向けて、時代を超えて存在し続けるわたし自身のことや、祖父母や父母を見つめる一人の少女の、ちょっとした心の変化や昂(たか)ぶりを、繊細に造形された武満の音楽とともに清冽かつ可憐な声でていねいに語るのだが、音楽と見事に合致していて演技を超えたリアリティがあり、それを受け止める武満の音楽はどこまでも優しい。語り終えたあとの木魂のようなアコーディオンの響きやオーケストラの後奏が心に沁みる。この組み合わせでもう一度聴きたい。是非とも録音してほしい。

2026年2月18日発売 音楽の友(3月号)

Reviews & Reports Concert Reviews 演奏会批評(12月13日開催〈第540回定期演奏会〉)

イギリスの指揮者ジェフリー・パターソンが2度目の登場。(中略)後半はプロコフィエフ《ロメオとジュリエット》。組曲から抜粋した9曲がパターソンの手堅く入念なタクトのもと、それぞれの情景を的確に刻みながら淀みなく進められていった。各パートは十分に鳴らされ、鮮明に響きあい、随所で現れるソロも好調。〈ティボルトの死〉のあと、ドラマは張り詰めた雰囲気となり、重厚な金管楽器と透明な情が印象的な〈別れの前のロメオとジュリエット〉、悲痛な結末が胸に突き刺さる〈ジュリエットの墓の前のロメオ〉が表現力の深さを感じさせた。

(小沢優子)

Reviews & Reports Concert Reviews 演奏会批評(1月16日開催〈第541回定期演奏会〉)

コンサートマスターの小川響子がブラームス「ヴァイオリン協奏曲」でソリスト・デビュー。指揮は2024年3月の定期で急遽アレクサンダー・リープライヒの代役を務め、初演作品をふくむプログラムを変更なくこなした松井慶太。期待を担っての再登場である。高い集中力に貫かれた小川のヴァイオリンはすみずみにまでエネルギーをみなぎらせ、スケールが大きい。ホールいっぱいにフレーズをばたかせ、ブラームスの音楽を抑えがたいほどの情熱で満たしていく。とりわけ第3楽章は身体全体を躍動させてリズムを深く刻み、弾力に富んでいた。たっぷりと鳴らされたオーケストラはソロとよくかみ合い融和していたが、第2楽章ではもう少し音量を控えていたら小川の憧憬の調べがさらに引き立っていたことだろう。(後略)

(小沢優子)

別冊付録 観どころ聴きどころ(川瀬賢太郎(指揮)&名古屋フィルハーモニー交響楽団 3/26◎愛知)

第100回、節目となる名古屋フィルハーモニー交響楽団市民会館名曲シリーズは音楽監督・川瀬賢太郎の指揮で行われる。川瀬が指揮する名古屋フィルは、川瀬の指揮姿の映し鏡のように明るくはつらつとなる。「鳴り」もよすぎるくらいによく、ちょっと大きすぎると思うほどのときもあるくらいだ。それは一つのスタイルとしては「あり」だ。しかし今回取り上げる曲目、ハイドン「交響曲第100番《軍隊》」、モーツァルト「交響曲第41番《ジュピター》」ではそうはいかない。作品がそういう解釈を跳ね返す。聴き手も表面的で一本調子に感じるハイドン、モーツァルトは受け付けない。抽象的な言葉となるが指揮者とオーケストラの芸術性の深度が反映される。難しい課題、だからこそ生の演奏会に行くおもしろみがある。川瀬の将来を占う曲目になるだろう。(後略)
(戸部亮)

2026年2月14日発売 音楽現代(3月号)

演奏会評 第540回定期演奏会(12月13日、愛知県芸術劇場コンサートホール)

本公演、肖像シリーズ/恋人たちの肖像は、ジェフリー・パターソン指揮によるオール・ロシア・プログラム。前半1曲目のストラヴィンスキー/サーカス・ポルカは、ユーモラスで軽妙な雰囲気を色彩豊かにまとめ上げた。2曲目は、チェロに上野通明を迎えて、ミャスコフスキー/チェロ協奏曲ハ短調。1楽章冒頭の重々しい旋律に続くチェロの美しい抒情的な旋律を重厚に歌い上げた。快活な出だしの2楽章のカデンツァも多彩な渋みのある音色で心の奥に訴えかけた。アンコールにはボリス・チャイコフスキー/チェロ組曲二短調より第2曲「行進曲」を選び、後半の曲に繋げた選曲で観客へのサービスを感じられた。(後略)
(伊藤美由紀)

2026年2月2日(月) 毎日クラシックナビ

東海市芸術劇場 開館10周年記念 プッチーニ:オペラ「蝶々夫人」

劇場と市民との10年にわたる活動の豊かな実りを感じた会心のプロダクション

東海市芸術劇場が開館10周年を記念してプッチーニ「蝶々夫人」を上演した。クリスティアン・アルミンク指揮名古屋フィルハーモニー交響楽団の演奏、佐藤美晴の演出、田崎尚美、城宏憲、林美智子、上江隼人ら国内トップ・クラスの歌手を集め、東海市民合唱団、東海児童合唱団、東海市ダンスチームMiakotら地元の団体が参加したプロダクション。

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