出演

• 下野竜也 （指揮）

プログラム

スメタナ： 交響詩『ブラニーク』(連作交響詩『わが祖国』より第6曲)
モーツァルト： 交響曲第38番ニ長調 K.504『プラハ』
マルティヌー： リディツェ追悼
フサ： プラハ1968年のための音楽［管弦楽版］

聴きどころ

チェコの歴史を辿るプログラム。祖国の危機を救うべく、チェコの勇士たちが眠る山「ブラニーク」を越え、モーツァルトの交響曲第38番は『プラハ』で初演されました。後半は1942年にナチスによって壊滅させられたリディツェ村を悼み、当時アメリカに身を寄せていたマルティヌーが怒りと安らぎを込めた「リディツェ追悼」から。そしてカレル・フサがチェコの変革運動”プラハの春”に心動かされ紡いだ「プラハ1968年のための音楽」には、”百塔の街”プラハの鐘の音や、「ブラニーク」でも使われた、チェコ国民の抵抗のシンボルであるフス派のコラールが現れます。

『ヴァーツラフ広場（プラハ）、1968年』
（2008年撮影、40年前の同場所からの写真が比較展示されたもの Photo: FaceMePLS）

＜後援＞

愛知県、愛知県教育委員会、名古屋市、名古屋市教育委員会、
公益財団法人名古屋市文化振興事業団、朝日新聞社、メ～テレ

＜助成＞