出演

• ロリー・マクドナルド （指揮）
• 田村響* （ピアノ）

プログラム

フンパーティンク： 歌劇『ヘンデルとグレーテル』前奏曲
ベートーヴェン： ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 作品73『皇帝』*
シベリウス： レンミンカイネン組曲（4つの伝説曲） 作品22

聴きどころ

フィンランドの長大な叙事詩『カレワラ』を中心とした4月定期。登場人物のひとり”レンミンカイネン”を主人公に、シベリウスは4曲からなる組曲を作曲。中でも単独で演奏されることもある名曲「トゥオネラの白鳥」では、死の国”トゥオネラ”の川に浮かぶ白鳥とその風景が、幻想的なイングリッシュ・ホルンで描写されます。ワーグナーの薫陶を受けたフンパーディンクは、グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』でメルヘン・オペラを作曲しました。4本のホルンで導かれるその前奏曲は、神への敬虔な祈りにあふれた穏やかで、美しい逸品です。

『レンミンカイネンの母』
（ガッレン＝カッレラ、1897年、ヘルシンキ・アテネウム美術館所蔵）

特別協賛

（21日）

＜後援＞

愛知県、愛知県教育委員会、名古屋市、名古屋市教育委員会、
公益財団法人名古屋市文化振興事業団、中日新聞社、中部日本放送

＜助成＞