アンドレア・ブルガー

アンドレア・ブルガー

ヴィオラ/第3回東京国際ヴィオラコンクール第1位

アンドレア・ブルガー

2015年第3回東京国際ヴィオラコンクール第1位、併せて名古屋フィルハーモニー交響楽団賞、タリシオ賞、ヴィオラ賞等受賞。その豊かな表現力と詩的な演奏スタイルは、新しい世代を代表するヴィオリストのひとりとして聴衆や評論家たちから絶大な支持を得ている。

1990年スイス生まれ。ジュネーヴ高等音楽院で今井信子に師事し、学士号を取得。同年夏トーマス・リーブルに師事し、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学にて修士号を取得する。ヴィオラのローレンス・パウワー、ガース・ノックスらのマスタークラスに参加し研鑽を積んだ。また、室内楽をフェレンク・ラドシュ、ギュンター・ピヒラー、ガーボル・タカーチ=ナジ、ミケランジェロ弦楽四重奏団などに学ぶ。

2014年、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽大学主催のライオネル・ターティス&エンリコ・マイナルディ国際ヴィオラ&チェロ・コンクールにて優勝。現在、ヨーロッパ各国や米国、アジアで演奏活動を行なっている。これまでに東京、大阪、名古屋などの日本主要都市、ロンドンのウィグモアホール、ベルリン・フィルハーモニー、ザルツブルク・モーツァルテウム、ルツェルン・コンサートホール、チューリヒ・トーンハレ、ザルツブルク祝祭劇場などで演奏。また、ベルリン音楽祭、ヴェルビエ音楽祭(スイス)、モーツァルト週間(ザルツブルク)といった数々の主要音楽祭にも招かれている。オーケストラ公演にもソリストとして度々出演している。2015年よりノートス・クァルテットに加入。ベルリンを拠点とする同ピアノ四重奏団は、これまで数々の受賞歴を誇る。

今回の来日では、名フィル定期の他、ヴィオラスペース2016の東京公演に出演する。また来年のヴィオラスペース2017へも出演予定。

 

ミグロス文化財団、Kiefer Hablitzel財団の支援を受けている。使用楽器はベルント・ヒラー。弓は個人篤志家から寄贈されたユージン・サルトリー。

 

 

 

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