ロマーン・ロパティンスキー

ロマーン・ロパティンスキー

ピアノ

1993年ウクライナの首都キエフ生まれ。ピアニストである両親の影響でピアノを始め、5歳でミコラ・ルイセンコ音楽学校に入学しイリーナ・バイリノワに師事する。

2001年、8歳でウクライナの国際ユースコンクールSribny Dzvinで特別賞を受賞。同年より室内楽アンサンブルのクラスを受講する。

その後、各地の国際コンクールに出場し、これまでに、2007年第6回若いピアニストのためのカラマーノフ国際コンクール第1位(ウクライナ)、2010年第8回若いピアニストのためのウラディミール・ホロヴィッツ記念国際ピアノコンクール第1位及び6つの特別賞(ウクライナ)、2011年ゴリツィア国際ピアノコンクール第2位(第1位該当者なし)、2015年第60F.ブゾーニ国際ピアノコンクール第3位及び聴衆賞(イタリア)などを受賞している。さらに、スイスの慈善基金やウクライナの財団より奨学金を受けとった。

現在、ウクライナ国立チャイコフスキー記念音楽院にてセルゲイ・リャーボフに師事、またイモラ国際ピアノアカデミーにてボリス・ペトルシャンスキーに師事している。

精力的な演奏活動はウクライナ国内にとどまらず、リトアニア、ポーランド、ドイツ、スイス、イスラエル、日本、リヒテンシュタイン、イタリア、ロシア、フランス、モロッコ、アメリカにてコンサートツアーや音楽フェスティバルに参加。また、ウクライナ各都市のオーケストラと共演を果たしている。ウクライナとドイツのラジオ局では、室内楽とコンチェルトの録音をおこなった。

201512月、海老彰子、マルタ・アルゲリッチ、セルゲイ・ババヤン、パーヴェル・ネルセシアン等が審査委員に名を連ねた、第9回浜松国際ピアノコンクールにて第2位を受賞した。

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