小林亜矢乃
ピアノ
東京生まれ。東京音楽大学ピアノ演奏家コースに特待生で入学し、首席で卒業。在学中、播本三恵子、田崎悦子、倉沢仁子の各氏に師事。その後ケルン音楽院に てパヴェル・ギリロフ教授のもとで研鑚を積む。室内楽・独奏でディプロムを、ならびにコンツェルト・イグザーメン(国家演奏家資格取得コース)で最高点を 取得、首席で卒業。現在、(財)ロームミュージックファンデーション音楽在外研究生。
1995年第64回日本音楽コンクール・ピアノ部門入選、2001年第10回エンニオ・ポリーノ国際ピアノコンクール第3位、2002年第12回A.M.A.カラブリア国際ピアノコンクール第2位ほか、多数の国際コンクールに上位入賞。
ハンガリー国立響とのデビュー後、コンセルトヘボウにてネザーランド・フィル、リスト音楽院にてハンガリー国立フィル、ドヴォルザーク・ホールにてチェ コ・フィルと共演している。また、関西フィル、大阪フィル、名フィルと共演し、東京ニューシティ管、日本フィルでは定期演奏会に出演。さらに、2005年 日本フィル九州公演ではソリストとして招かれ、九州各地で大絶賛を博す。
スペインでのセビリャ・スプリング・フェスティヴァルに招待され、聴衆全員のスタンディング・オヴェイションを受ける。ドイツでのリサイタルや、新潟や福岡震災のためのチャリティ・コンサートを行なうなど、国内外で活躍している。
NHK-FM、MRT(ハンガリー国立放送)、WDR(西ドイツ放送)に出演。類稀な深みのある音楽で、聴衆を魅了する音楽家として、今後の活躍が期待されている。