佐野 成宏
テノール
1992年東京芸術大学声楽科卒業後、アリゴ・ボイド音楽院(イタリア)に留学。同年の関西日伊コンコルソ第1位・ミラノ大賞受賞をはじめ、プラシド・ド ミンゴ国際声楽コンクール(メキシコ)、ルチアーノ・パヴァロッティ国際声楽コンクール(アメリカ)等、イタリア、スペイン、ドイツ各国の国際コンクール において上位入賞を果たす。以後、イタリアを中心にスイス、オーストリア、ドイツ、スペイン等ヨーロッパ各地で多くのコンサート、オペラに出演。
これまでに、故ロマーノ・ガンドルフィ、故マルチェッロ・ヴィオッティ、ジャンルイジ・ジェルメッティ、小澤征爾、準メルクル、チョン・ミョンフンらの 指揮者と、またマリエッラ・デヴィーア、フィオレンツァ・チェドリンス、アンドレア・ロスト、エヴァ・メイ(以上ソプラノ)、ソニア・ガナッシ(メゾ・ソ プラノ)、レナート・ブルゾン、ホワン・ポンス(以上バリトン)らと共演。第8回グローバル東敦子賞、第28回ジローオペラ新人賞、第29回エクソンモー ビル音楽賞奨励賞受賞。
現在、光り輝く声を持つテノールの逸材として今後ますます国内外からの注目が期待されるアーティストである。