早稲田大学英文科を経て、東京芸術大学で作曲と指揮を学ぶ。卒業後、1989年東京交響楽団副指揮者に就任し、翌年特別演奏会で正式デビュー。1991年シラキュース交響楽団を指揮し、アメリカ・デビュー。1994年オラトリオ東京を創立、翌年旗揚げ公演のハイドン『天地創造』を成功に導いた。1999年には文化庁の在外研修員として、メトロポリタン歌劇場でレヴァイン、ゲルギエフのもとで研鑽を積む。2001年サンクトペテルブルク音楽祭、2003年プロコフィエフ国際指揮者コンクール審査員、2004年にはリスボン・メトロポリタン・オーケストラ客演などロシア、ヨーロッパへも活動範囲を広げている。
また、東響との共同作業には定評があり、シューマン『楽園とペーリ』、デュリュフレ『レクイエム』のほか、多数のCDがリリースされている。シュトゥットガルト・バッハ・アカデミー2006において、指揮者部門最優秀賞。現在、東京交響楽団のクリエイティブ・アドヴァイザー、中部フィルのプロダクション・アドヴァイザー＆レジデンス・コンダクター。母校の東京芸術大学でも教える。