キンボー・イシイ=エトウ

キンボー・イシイ=エトウ

指揮

Photo: Kameda

ニューヨークを中心にヨーロッパ、アジアで活躍しており、今後が期待される指揮者の一人として注目を集めている。ニューヨーク州カユーガ室内管の音楽監督、ベルリン・コーミッシェ・オーパー(KOB)の首席カペルマイスターを歴任し、2007-08シーズンよりアマリロ響(テキサス州)第16代音楽監督に就任。
幼少期を日本で過ごしヴァイオリンを風岡裕氏に学ぶ。12歳で渡欧、引き続きヴァイオリンをウィーン市立音楽院でワルター・バリリ、さらにジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイ、ヒョー・カンの各氏に学んだ後に指揮に転向。1992年より小澤征爾、マイケル・チャーリー、小松長生の各氏に指揮法を師事、またマネス音楽院にて楽曲分析及び作曲法を学ぶ。1993、95年のタングルウッド音楽祭に奨学生として参加し、グスタフ・マイヤー、レナード・スラットキン、デイヴィッド・ジンマン、サイモン・ラトルの各氏に師事。1995年、デンマークで開催されたニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで4位に入賞。
1996年から98年まで、ボストン響とニューヨーク・フィルの定期演奏会、及びタングルウッド音楽祭にて、小澤征爾、サイモン・ラトル、ベルナルド・ハイティンク、ジェイムズ・コンロン、アンドレ・プレヴィン各氏の副指揮者を務めた。

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