フィリップ・シャーツ

フィリップ・シャーツ

トランペット

オーケストラ・プレイヤー、室内楽奏者、そしてソリストとして、非常に成功したキャリアを築いており、今日最も活躍しているトランペッターの一人。現在BBCウェールズ・ナショナル管の首席奏者を務め、これまでにマーラー・チェンバー・オーケストラ、グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラでも首席奏者を務めている。クラウディオ・アバド、ピエール・ブーレーズ、ベルナルド・ハイティンクら著名指揮者のもと演奏を重ね、評論家の賞賛を浴びている。ソリストとしてはヨーロッパ全土でのリサイタルやコンチェルト演奏のほか、これまでに4枚のCDをレコーディングしている。英国王立ウェールズ音楽大学では講師として後進の指導に当たり、世界中でマスタークラスを多数開催。そのほか、英国王立音楽大学、ノースウェスタン大学、クィーンズ大学音楽学部でもワークショップを行なっている。

ルクセンブルク出身、町の楽団で演奏していた父の影響でトランペットを始める。ディノ・トンバをはじめ多くの教師に恵まれ情熱を養い、英国王立音楽大学に入学。デヴィッド・メイスンのもと研鑽を積み、イーストマン音楽学校に“特別生徒”として招かれている

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