イラン・ヴォルコフ

イラン・ヴォルコフ

指揮

Photo: Simon Butterworth

1998年にBBCスコティッシュ響を初めて指揮し、その後2003年1月から首席指揮者のポストをオスモ・ヴァンスカから引継いでいる。古典派、ロマン派のレパートリーの解釈は、分析と構成の明瞭さ、活き活きとしたリズム感と洞察力の深さによって絶賛されている。また、現代作曲家の熱心な擁護者でもあり、オーケストラの新曲への取り組みに大きく貢献している。BBCスコティッシュ響との毎シーズン25回以上のコンサートに加え、同団と英国の主要な音楽祭にも出演。さらに世界中のオーケストラに頻繁に客演を重ねている。
2008-09シーズンの予定としては、クリーヴランド管、ミネソタ管、ミュンヘン・フィル、都響へのデビューがあり、バーミンガム市響、トゥールーズ・キャピトル国立管、メルボルン響、パリ管、ワシントン・ナショナル響に再招聘されている。
1976年イスラエル生まれ。19歳でノーザン・シンフォニアのヤング・コンダクター・イン・アソシエーションに就任。1997年にはロンドン・フィルのユース・オーケストラの首席指揮者に就任し、2年後、小澤征爾からボストン響にアシスタント・コンダクターとして招かれる。その後、史上最年少でBBCスコティッシュ響の首席指揮者に就任している。

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