崎村 潤子

崎村 潤子

ツィンバロン

国立音楽大学打楽器科卒業。マリンバを鈴木明子、草刈とも子、上野信一、岡田知之の各氏に師事。ツィンバロムを加納靖子氏に師事。卒業後、1990年のリサイタルを皮切りに、ストラヴィンスキーの『きつね(日本語版)』、クルタークの『シュテファンの墓碑』、『コンチェルタンテ』、コステロの『IL SONGO』の日本初演など精力的に活動。海外においては、スロヴァキアで開催された第3回世界ツィンバロン・コングレス(1995)に日本代表として参加し、スロヴァキア・テレビに出演、プラウダ紙等に取り上げられたほか、ドイツ、スイス、カナダ、中国などで演奏を行ない好評を博している。

オーケストラとの共演は、小澤征爾指揮/サイトウ・キネン・オーケストラと共演した『デュティユー/瞬間の神秘』が、NHKで全国放映されたほか、新日本フィル、東京都交響楽団、名古屋フィルなど国内主要オーケストラと共演している。クラシック以外の活動では2008-09年、第一生命の社会貢献活動テレビCMでBGMを担当したほか、シンガーソングライターの湯川潮音のアルバムにも参加している。

近年は、聴覚を失った方々の、人工聴覚による音楽感受の研究にも取り組んでいる。特定非営利活動法人人工聴覚情報学会理事。

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