インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル

インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル

アンサンブル

Photo: Carrie Schneider

33名の一流楽器奏者たちでメンバーが構成され、独奏から大規模なアンサンブルまで多岐にわたる演奏を行なっているインターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル(ICE)は、演奏者、表現者、教育者、発展的・革新的な新作や同時代音楽の先駆者、聴衆交流のためのパイオニアとして、様々な活動を行なっている。

 

2001年創立のICEは、500を超える新作初演を行なっており、その大部分が新進作曲家たちによるものである。演奏会場としての範囲は、ニューヨークのリンカーン・センター、シカゴの現代美術館から、世界中のギャラリー、バー、クラブ、そして学校まで多岐にわたる。複数のレーベルからリリースしているCDはいずれも高い評価を受けている。

 

ICEには、「私たちと同じ時代の音楽を親しみをもって聴きに来てくれる、幅広い層の聴衆づくり」という目的がある。昨今の不況により音楽の授業がカットされている公立学校では、“The Listening Room”という新しい独創的な教育プログラムを行なっている。ICEのミュージシャンたちが主導し、生徒たちに図形のような楽譜表記を用いて作曲と演奏を行なわせ、新しい音楽作品の創造と、鑑賞能力の向上を目指した活動も実施している。

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