第372回定期演奏会<名古屋>

第372回定期演奏会<名古屋>

定期演奏会

2010.9.3 (金) 6:45pm / 4 (土) 4:00pm

愛知県芸術劇場コンサートホール

出演

  • ティエリー・フィッシャー (指揮)
  • 植村太郎* (ヴァイオリン)

プログラム

斉木由美: 2つの素描-独奏ヴァイオリンとオーケストラのために*〈委嘱新作、世界初演〉
マーラー: 交響曲第5番嬰ハ短調[1910年改訂版]

料金

S席¥7,000

A席¥6,000

B席¥5,000

C席¥4,000
D席¥3,000

Y席¥1,000(24歳以下対象・当日窓口販売のみ)

託児サービス対象公演

聴きどころ

シーズン5回目にして、ついに「名古屋」が登場する。「あれっ、マーラーって名古屋の作曲家?」などという野暮は言うまい。モーシェ・アツモン、小林研一郎、沼尻竜典ら歴代指揮者はマーラーを得意にしており、金管楽器の特殊な奏法はじめ、作曲家独特の音の出し方には名フィルなりの蓄積がある。常任指揮者ティエリー・フィッシャーはベートーヴェンの交響曲全曲演奏の圧倒的成果を受け、マーラー生誕150年記念に臨む。2010年9月に第5番、11年2月に第9番と、ともに声楽を伴わない純器楽の大作でアンサンブルの力量を問う。ベートーヴェンでは最新の校訂楽譜を使い、奏法や音の区切り方、旋律の歌わせ方に欧州最先端の発想を生かした半面、名フィルの持ち味も最大限に引き出し、極めて新鮮な解釈を披露しただけに、マーラーにも期待がかかる。委嘱新作の女性作曲家、斉木由美は三重県出身で愛知県芸大を卒業したので、間違いなく名古屋圏の才能である。

(池田卓夫/日本経済新聞社文化部編集委員)

<ティエリー・フィッシャーからのメッセージ>

決して忘れてはいけない都市は…、名古屋ですね!この都市で、名フィルの3シーズン目を迎えられたことを、とても誇りに思っています。名古屋で私は、地方の伝統を発見してみたり、いくつかの日本の強力な哲学的シンボルを見つけたりと、来日の際は素敵に日々を楽しく過ごしています。そして特に! この場所で私は、名フィルのみんなはもちろん、それ以外に関わりのあったたくさんの素晴らしい人々に出会えたことに感謝しています!
私はこのシーズン、名古屋をスペシャルな場所にするために、この地域に縁のある作曲家の方の委嘱作品を取り上げることが最善の方法だと考えました。きっとその作品は、国際都市名古屋がどれだけクリエイティブな都市か、どれだけ多角的な面があるかを表現してくれるでしょう。

<プレトークのお知らせ>
コンサートに先立ち、作曲家=斉木由美のプレトークを舞台上にて開催いたします。
今回の委嘱作品について、作曲者本人の口から語られる魅力にご期待ください。
[3日(金)]6:20pm~
[4日(土)]3:35pm~

助成

zyosei_mark平成22年度文化芸術振興費補助金(芸術創造活動特別推進事業)

特別協賛

矢作建設

<アンケートの声>

[3日(金)]

  • 斉木氏の曲の出だしがすっごく良かった。リズムがあるようでなく、それだけに演奏者としては実に難しいのでは。リズムというよりその雰囲気の醸し出し方、その技術に再度聴くチャンスをいただきたい。
    [70代以上・一般]
  • 斉木由美さんの世界初演の曲は興味深かった。フィッシャーさんも力の入った演奏をしていただいた。出だしの静寂は引き込まれた。
    [70代以上・定期会員]
  • 斉木由美さんの初演曲は、出だしから「はっ」とさせられ、日本的な「森」の中に入っていくような気持ちになりました。ソリストの植村太郎さん、とても伸びやかな演奏で、初演曲を自分のものにされていると思いました。
    [30代・一般]
  • 前半、私には難しい曲でしたが、和楽も入りヴァイオリンと他の楽器のハーモニーも見られ、良かったです。後半、特にトランペットとホルンの活躍が特筆でした。
    [60代・定期会員]
  • マーラーは響きとか構成の仕方が悪いわけではないけど、テンポが速すぎて、じっくり味わえる感じではなかった。
    [30代・一般]
  • マーラー第5番は指揮者の迫力に圧倒されました。指揮棒が飛ぶほどの迫力は今までにないものを感じました。静と動が見事。
    [70代以上・一般]

[4日(土)]

  • 斉木作品は「和」を感じさせる作品。神秘的で個々の楽器の音をよく聴きとることができ、一般的なイメージの現代作品とは一線を画しています。
    [50代・定期会員]
  • 新作はコンパクトにまとまっていて、いかにも現代日本の作品という感じがした。“タブー”と言われる旋律性がもっとあっても良いのではないかと思います。
    [50代・一般]
  • 新曲は清涼感のある風の流れのようで心地良く適度の緊張感と静けさを味わえて良い。
    [60代・未記入]
  • マーラーの曲は素晴らしい指揮と演奏、特に澄んだ音色と歯切れの良いもので最高でした。指揮者は曲から出てこられたように曲と一体となっていました。
    [70代以上・定期会員]
  • マーラー、今日の楽しみとした曲です。やわらかなトランペット、好演でした。マーラーの曲は呼吸があり、十分に伝わる演奏で力が入りました。
    [60代・定期会員]
  • マーラー、第1楽章は優しい感じ、マイルドな感じで物足りない感じだったが第2楽章からの激しさは極まっており、フィッシャーはこのコントラストを意図していたのかもしれない。その後ものこの力強さは最終章まで続き、実に心地よい、サッパリ感で終わった。
    [40代・一般]

[ウェブ]

  • 「二つの素描」は素晴らしかった。幽玄を思わせ、静かな風の動きが映し出されていた。利休の世界(決して芭蕉ではなく)と感じた。楽団が一つの楽器のように機能し、指揮者・独奏者共に、熱演だった。
    [70代以上・定期会員]
  • 新作、思ったよりもずっと素直に心に入ってきて、よかったです。プレトーク、聞いておいてよかった。マーラー、本当によかった。ホルン、9回完投勝利投手のよう。感動しました。
    [40代・定期会員]
  • マーラーの5番は筋骨隆々で竹を割ったような明快な響きで、かつ快速テンポで、マーラーが存命だったら今日のような演奏になったかもしれないと思った。でも、フィッシャーが全体を締めすぎて音が生き生きしていない印象を受けた。テンポはもう少し遅くても良かったが、音楽の作りは悪くないだけにマーラーの分厚いオーケストラの響きが感じられず、もったいないと思った。
    [30代・一般]
  • マーラーは勢いで演奏しがちになる曲ですが、抑えるところは抑え、鳴らすところは鳴らし、バランスのよい演奏でした。金管、木管、弦どの音も良かったです。特にホルンの音が良かった。
    [40代・定期会員]
  • マーラーはフィッシャーさんの指揮も大げさな強調はないものの、要所を締めてポイントとなる部分は十分に強調して、コーダまで持っていった解釈は聴き応えのあるものでした。また金管をはじめとして息切れすることなく、フィッシャーさんの指揮についていった各メンバーのパワーにも改めて感心致しました。
    [60代・定期会員]

 

 

<助成>

 

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