出演

• 小林研一郎 （指揮）

プログラム

スメタナ： 連作交響詩『わが祖国』（全曲）

聴きどころ

4月は、ご存じ名フィル桂冠指揮者・小林研一郎の登場。同月に迎えるコバケンの古稀を祝って、十八番中の十八番『わが祖国』が演奏される。2002年「プラハの春」国際音楽祭のオープニングで、チェコ・フィルとともにこのチェコ民族のシンボルを演奏し、総立ちの拍手を受けた快挙は言うに及ばず、ここぞという時に取り上げて来た代名詞ともいえる作品。指揮者が円熟を迎える古稀のスタートと相まって、これまで以上に熱く壮大な、感動的名演は必至だ。

＜アンケートの声＞

［16日（金）］

• もともと「モルダウ」が大好きで、たまたまコバケンさんの指揮ということで張り切って来場しました。「モルダウ」が始まったとき、そして演奏中には、体に何度も電気が走りました。感動しました！
  ［30代・一般］
• 「モルダウ」がこれほどの大曲の一部であったことを初めて知りました。演奏の感動はもちろん、指揮者の方が70歳になっても自分の仕事をまっとう出来ていることに、涙が出そうになりました。
• 本日の曲目ではもっと演奏会場が広い方が良い。スケール感がやや乏しい。
  ［50代・一般］
• 10年以上前にプラハを旅したときのことを思い出しながら聴いていました。懐かしい気持ちで一杯になり、また再び訪れたくなりました。
  ［40代・定期会員］
• 古希（祝70歳）おめでとうございます。エネルギッシュで、とても良いキレのある『わが祖国』でした。
  ［50代・未記入］
• コバケンさんとオーケストラの親密な関係が伝わってきた。コバケンさんが登場した途端に流れる、信頼の空気感が何とも言えず、良い。
  ［30歳・定期会員］
• 『わが祖国』、以前聴いたとき物静かで重厚な感じだったように思いましたが、今回は少し熱が入っているのか、情熱的な部分が多く見られるように感じました。どちらかといえば私は静かで重厚なメロディが好きだったかもしれません。
  ［60代・一般］
• コバケンの『わが祖国』は、現在僕たちが望みうる最高の演奏であると改めて確信しました。
  ［50代・定期会員］
• 全体に、客観的に聴くというより、引き込まれ、オーケストラと一体になり音楽をドライブするという感じ。素晴らしい演奏だった。
  ［60代・定期会員］
• コバケンはすごい。身体全体で踊っているし、スコアを全く見ないでやり切るバイタリティがすごかったです。
  ［20代・定期会員］

［17日（土）］

• 小林氏の『わが祖国』は前も聴いたが、今まで以上の深い解釈に圧倒された。曲を完全に把握されていたのでは？ 小林氏は最高の時期を迎えているのではないか。
  ［60代・定期会員］
• プラハの春の大成功の記憶とともに、今日、ここでさらにレベルアップされた精神性の高い演奏に触れ、幸せを実感出来ました。ありがとうございました。
  ［50代・一般］
• 『わが祖国』を全曲聴く機会があまりないので、楽しみにしていた。これほどの大曲とは、いつもほとんどCDで聴いていたので、驚き。それをコバケンさんは、スコアなしで全身で見せてくれた。
  ［50代・定期会員］
• 今シーズン最初の定期演奏会、スメタナの連作交響詩『わが祖国』は圧巻のスタートですね。しかも指揮は“炎のコバケン”とあって、ものすごいエネルギッシュな演奏でスタートを切った、ふさわしい楽曲でした。
  ［30代・ファンクラブ］
• 大変素晴らしい、エネルギッシュな演奏だった。心臓の高ぶりが隠しきれないほどの興奮だった。これからも小林研一郎氏には頑張って欲しい。
  ［20代・一般］
• 躍動感があり、年期初めての定演、小林さんはじめ名フィルの方々の気持ちが入った演奏でしたね。
  ［70代以上・定期会員］
• 2010-11シーズンの開幕にふさわしい熱演だったと思います。ただ、4年前にも同じ指揮者で同じ演目があったことを考えると、他の曲でもよかったのでは…と思います。
  ［50代・定期会員］
• 全回2006年の『わが祖国』も聴きました。それ以来の名フィルです。前回より演奏はさらに洗練されていたように思いました。小林さんの指揮に団員の皆さんが応えているのが印象的でした。涙があふれるほどの感動でした。
  ［40代・一般］

＜助成＞

平成22年度文化芸術振興費補助金（芸術創造活動特別推進事業）