第361回定期演奏会

第361回定期演奏会

定期演奏会

2009.9.4 (金) 6:45pm / 5 (土) 4:00pm

愛知県芸術劇場コンサートホール

出演

  • ティエリー・フィッシャー (指揮)
  • オーギュスタン・デュメイ* (ヴァイオリン)

プログラム

<夏風の中で/ストラヴィンスキー三大バレエII>
1. ウェーベルン: 牧歌『夏風の中で』
2. ベルク: ヴァイオリン協奏曲『ある天使の想い出に』*
3. ストラヴィンスキー: バレエ『火の鳥』(全曲)

料金

S席¥8,000 A席¥7,000 B席¥6,000 C席¥5,000
D席¥4,000 Y席¥1,000(24歳以下対象・当日窓口販売のみ)

託児サービス対象公演

聴きどころ

ウェーベルン(1883~1945)の瑞々しい標題音楽と、アルバン・ベルク(1885~1935)の内なる尽きせぬ想いがついにあふれ出たかのような傑作が披露される。
『夏風の中で』(1904)はロマン派の息吹を伝える大オーケストラのための牧歌。
アルマ・マーラー=グロピウスの娘マノンの他界を悼んで書かれたヴァイオリン協奏曲(1935)には、バッハへの愛や南オーストリアの民謡旋律ばかりでなく、ベルクの女性観も織り込まれた。近年指揮活動にも意欲を燃やすフランスのヴェテランで、長身も印象的なオーギュスタン・デュメイの至芸が待たれる。
2管編成に「縮小」された1919年版の組曲で聴くことが多いストラヴィンスキーのバレエ『火の鳥』(1910)の全曲演奏に、ほほ緩む。ロシアの民話に基づくストラヴィンスキーの意欲作(序奏と全2部、都合19曲)は、やはりこのオリジナルの4管編成で聴きたい。神秘も野趣も鮮烈な舞曲もキーワードだ。ティエリー・フィッシャーと名古屋フィルの交歓は、さて。

(奥田佳道/音楽評論家)

<助成>

zyosei_mark平成21年度文化芸術振興費補助金(芸術創造活動重点支援事業)

財団法人 ロームミュージック ファンデーション

託児サービスのご案内

名フィルでは、主催公演の会場内に一時託児室を設置し、開演中のみお子さまをお預かりするシステムを導入しています。

※愛知県芸術劇場、日本特殊陶業市民会館、豊田市コンサートホールでの公演のみ(一部対象外の公演あり)

お子さま1名につき ¥1,000(税込)

※未就学児童(満1才以上)が対象です。

※サービスのご利用には、ご予約が必要です。
各公演日(2日公演の場合は1日目)の、土・日・祝日を除く2営業日前の17:30まで。

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