第350回定期演奏会

第350回定期演奏会

定期演奏会

2008.9.5 (金) 6:45pm / 6 (土) 4:00pm

愛知県芸術劇場コンサートホール

出演

  • ティエリー・フィッシャー (指揮)
  • 亀井良信* (クラリネット)
  • グリーン・エコー** (合唱)

プログラム

<ツァラトゥストラ5-学問の拒絶>
1. メシアン: キリストの昇天
2. 武満徹: ファンタズマ/カントス*
3. ラヴェル: バレエ『ダフニスとクロエ』全曲**

 

<ティエリー・フィッシャーからのメッセージ>

メシアンの「キリストの昇天」は、学問的回答を拒む苦悩の質問に満ちた、印象主義的作品です。メシアンは、壮麗な金管と瞑想的な木管によってステンドグラスの色彩を活き活きと表現し、我々を別世界へと誘います。武満の「ファンタズマ/カントス」は、我々に思索と内省を促します。日本庭園の影響を受けた武満は、「立ち止まり、思索しながら小道を歩き、いつかまた、元へ戻る。だがそれは、同じ、元の場所ではない」と言います。ラヴェルの『ダフニスとクロエ』で、我々は夢の世界に到達し、激しく踊り出したくなります。作曲家のすべての音楽的才能が完璧に統合され、制約された叙情性の中で、自然が情熱的に描かれます。

料金

S席¥7,000 A席¥6,000 B席¥5,000 C席¥4,000
D席¥3,000 Y席¥1,000(24歳以下対象・当日窓口販売のみ)

聴きどころ

名フィルが語る プログラム、指揮者&ソリストの「ここがスゴイ!」

もしかしたら、9月定期こそがシーズン最大の目玉公演!?
現代屈指の“メシアン指揮者”フィッシャーが、その生誕100年という記念の年にメシアン作品を取り上げないわけがない、というわけで初期の代表作キリストの昇天。そして「日本のオーケストラのシェフに就任したのだから」武満のファンタズマ/カントス。そして“オーケストラの魔術師”ラヴェルが、その天才性をフルに発揮した最高傑作『ダフニスとクロエ』
ソリストは、アリオン賞や出光賞の受賞で注目を集める名古屋出身の亀井良信が定期デビュー。まだ彼の演奏を聴いたことがない人は、日本にこれほどのクラリネット奏者がいたことに驚いてください! 合唱は名フィルと何度も共演を重ねているグリーン・エコーが、絶妙なヴォカリーズを聴かせてくれます。

<助成>

zyosei_mark平成20年度文化芸術振興費補助金(芸術創造活動重点支援事業)

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