メディア掲載情報
2025 年のメディア掲載情報
2025年6月発売・発行・公開の雑誌等メディア掲載情報です。
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2025年6月26日(木) 読売新聞(朝刊)
学校に名フィル 児童らと共演も 岐阜・岩野田小
2025年6月24日(火) 東海新報
末永いつながり願い演奏 名古屋フィルがコンサート
陸前高田市高田町の奇跡の一本松ホールで22日、愛知県名古屋市の名古屋フィルハーモニー交響楽団によるコンサートが開かれた。市内外の509人が来場し、奏者50人余りのフルオーケストラの甘美な響きに浸って心を癒やしつつ、友好都市協定を結ぶ両市の末永いつながりを願った。
名古屋市は、東日本大震災後に陸前高田市の行政全般を支援する「丸ごと支援」を展開し、平成26年には同協定を締結。行政の枠を超え、市民同士の交流も盛んに行われている。
コンサートは両市の市民芸術文化交流事業として企画され、同楽団と両市が主催。日本芸術文化振興会の芸術文化振興基金助成事業を活用し、㈱共立ソリューションズが協力した。
同楽団のフルオーケストラによる演奏会は令和5年以来2年ぶり。今回は、大船渡市大規模林野火災で被災した人の無料招待枠を設け、75人を招待した。
(後略)
2025年6月19日発売 モーストリー・クラシック(8月号)
私のお薦めコンサート 水谷彰良/山根悟郎/石合力/清宮美稚子
終戦80年の夏だが、8月9日はショスタコーヴィチの命日でもある。この日に2曲のヴァイオリン協奏曲を一挙演奏という重量級公演がある。ソリストは、名古屋フィル首席客演コンサートマスターで、ショスタコーヴィチやシマノフスキ、リゲティなど多くの協奏曲を手がけてきた荒井英治。協奏曲の間に挟まれたシチェドリンの2曲も、生で聴く機会は珍しい。意欲的なプログラムをさばく高関健のタクトにも期待したい。
(清宮美稚子◎本誌編集)
2025年6月18日発売 音楽の友(7月号)
Reviews & Reports Concert Reviews 演奏会批評(4月12日開催〈第533回定期演奏会〉)
川瀬賢太郎が指揮するシーズン最初の定期は両日ともチケットが完売。注目を集めたのは、ピアノに角野隼斗、ドラムスに石若駿、エレキベースにマーティ・ホロベックを迎えたグルダ《コンチェルト・フォー・マイセルフ》である。バロックふう、古典派ふうのクラシック音楽にジャズ、ロック、ムード・ミュージックなど様々な要素が混在し、即興も随所にあるこの楽曲。なによりも3人のソリストのインスピレーションに満ちたパフォーマンスがすばらしい。(前略)
(小沢優子)
別冊付録 コンサート・ガイド&チケット・インフォメーション 観どころ聴きどころ 「エミリア・ホーヴィング(指揮)&名古屋フィルハーモニー交響楽団」(7月11,12日開催〈第536回定期演奏会〉)
この演奏会は要注目だ。まず指揮者エミリア・ホーヴィングについて。2022年8月に読売日本交響楽団に客演したので、その際に演奏に接した人がいると思う。まだ彼女の個性を刻印するような解釈とまではいかなかったが、無理なくのびのびとした指揮で好印象を残した。他者との代替性がないこと、それが指揮者としての個性であり、聴衆からの将来的な、そして継続的な支持へとつながる。今回、名古屋フィルハーモニー交響楽団への客演で彼女ならではの個性を刻印する指揮を期待したい。(後略)
(戸部亮)